子どもが飲んでも大丈夫です
ただし、年齢や運動量によっても摂取量が違ってくるので、厚労省の定める目標摂取量を参考に摂取しましょう。また、たんぱく質以外の栄養素も、成人の摂取量を基準に配合されている物が多いので、摂りすぎにならないかを確認する必要があるかもしれません。KOREDEの場合は、成人の場合でも1食分の必要量を上限に設定しています。1回で取りすぎることがないように配合しておりますので、ご安心ください。
■男性のたんぱく質目標摂取量（栄養成分表2020 厚生労働省を基に作成）
■女性のたんぱく質目標摂取量（栄養成分表2020 厚生労働省を基に作成）
身長が伸びなくなる？
昔は、プロテインを飲むだけで筋肉がつくと思っている人も多く、そのような理由からか筋肉がつくと成長が止まるという話がまことしやかに語られていましたが、筋肉の成長よりも骨の成長の方がはるかに強く、成長の妨げにはならないと考えられています。プロテインを飲むだけでは、筋肉がつくことも、身長が伸びなくなることもありません。
何歳から飲んでもいい？
年齢に関係なく、人間の体はたんぱく質でできています。だから、何歳でもたんぱく質は必要です。プロテインは不足したたんぱく質を補うのに適した食品なので、年齢や運動量に適した摂取量を摂るのが難しいときに摂るのが良いでしょう。 たんぱく質が足りないときに補助食品として与えるのは良いですが、子供の頃の食生活は後の咀嚼や偏食の習慣にも影響するので、なるべく食事でとれるようにしたいですね。
ホエイプロテインに要注意
日本人の8割が乳糖不耐症と言われています。耐性は子供の頃のほうが敏感です。お腹が張ったり、おなかの調子が悪いようであればホエイプロテインの摂取は控えたほうが良いかもしれません。ソイプロテインなども試してみましょう。
エネルギーも大事
成長期の頃はたんぱく質も必要ですが、エネルギーとなる糖質や脂質も必要です。たんぱく質は吸収が遅い分満腹感を感じやすいので、たんぱく質以外の栄養もバランスよくとれるように、バランスよく食事で取れるのが理想的です。ただし、お肉やお魚はボリュームが多いので、食の細い子どもの補助食品として取り入れるのも良いでしょう。
おやつ代わりにプロテイン
たくさん食べたいという元気なお子様もおられます。その場合、おやつなどの間食は糖質や脂質が多いものが多いので、食事でたんぱく質を摂りすぎていないようであれば、間食の時間にプロテイン食品を与えるのも良いかもしれません。 栄養バランスや成長の変化を見て、与えるようにしましょう。
まとめ 食事でとれるのが理想
子どもも大人も関係なく食事でとれるのが理想です。ただ、そうはいっても現実は難しいもので、3食しっかりとるというのはなかなか難しいです。◯◯用！とか、◯◯倍量！◯◯増量のような上限量が怪しいものは別にして、バランスの良いプロテインであれば、不足分を補うのに使ってみても良いと思いますよ。
